今回で7回目を迎えた宮城・仙台アニメーショングランプリ2015は、イベントは東北地域からのコンテンツ発信を掲げて2008年にスタートした。毎年、短編アニメーションを公募し、優れた作品を顕彰している。本年はグランプリに、中島悠喜監督の『乱波』が選ばれた。『乱波』は、忍者屋敷での死闘をリアルに描いた作品。2月25日には、仙台市内のせんだいメディアテークにて、表彰式も開催された。このなかで『乱波』を賞賛する声が数多くあがった。「大変ユニークなテーマだが、緊迫感あふれる作品で圧倒された」(審査委員長の布川 郁司氏)との声に代表されるように、リアルな格闘シーンや緻密に計算された間が生み出す緊張感は、審査員を強く魅了したようだ。上映時の会場も、まさにかたずを飲んで、という状態でスクリーン見入るす観客も見られた。中島悠喜監督は、昨年東京工芸大学アニメーション学科を卒業。現在次回作の予定はないとのこと。「人材発掘や、発掘された人材とアニメーション関連産業事業者とのマッチングにより、東北地域からコンテンツを発信する」ことを目的とする当グランプリ受賞で、次回作制作へと踏み出すことができるか注目される。優秀賞は、一般部門を宮澤真理監督の「Decorations」、uwabami監督の「ボンとハレトモ ~古代遺跡で大慌て~」、学生部門を田島かおり監督の「りんごごりんご」、木下絵李監督の「欒」、復興部門を米谷聡美監督の「The closet」が受賞した。グランプリ作品、優秀賞作品は、2015年3月に開催されるAnimeJapan2015にて上映される予定となっている。[星野一軌] 宮城・仙台アニメーショングランプリ2015http://www.pref.miyagi.jp/soshiki/jyoho-i/animegp.html[/アニメ!アニメ!ビズ/animeanime.biz より転載記事]
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